仙台高専名取は、村木優斗投手と小野崎武投手(ともに3年)の継投で仙台二打線を1失点に封じ、1900年(明33)創部の伝統校から白星を収めた。柳生穂高監督(36)は「いつ点が取られてもおかしくない中、投手陣2人が崩れずに粘り強く抑えてくれた」とたたえた。

過去最高は16年の4回戦。「今まで作ってきた高専のチームとして一番強いチームになることを目指して練習してきた。勝つことに対して今までよりは執着心が強い印象がある」と指揮官は実感する。

2回戦は14日、相手は白石に決まった。先発で6回1失点と好投した村木は「次の試合までにコンディションを整えて、万全の状態で臨めるように。絶対に勝てるように頑張ります」と意気込んだ。