新潟工が新潟向陽・万代・羽茂に14-4の5回コールド勝ち。3番玉木飛翔一塁手(3年)が先制の3点二塁打を含む4打数3安打、5打点で打線をけん引した。
新潟工の3番玉木が二塁上で大きくガッツポーズだ。3回裏1死満塁の先制のチャンス。内角低めの直球をたたき、中堅奥に運んで走者をすべてかえす。この回、新潟工は一挙6点。玉木が豪快な一打で、猛攻の口火を切った。
1回の第1打席も中堅に運んだが、ひと伸び足りずに中飛。「低めは好きなので」と仕切り直しの3回の第2打席できっちり結果を出した。この後も4回に右翼越えの適時二塁打、5回は右翼線へ適時三塁打。すべて長打の3安打で5打点をたたき出した。伊藤政人監督(59)が「体が開かないから、バットのヘッドが走る」と評するスイングで13安打14得点の打線を引っ張った。
8強入りした春季県大会、玉木は4試合で8打数2安打と不調だった。夏の復調へ、練習試合ごとに打席の動画を自宅に持ち帰って分析。修正点をみつけ、翌日の練習で克服に取り組んだ。努力の成果を初戦で形にした。
2回戦(12日)は昨秋の県大会優勝の北越と対戦する。昨秋の2回戦で1-7で敗れている。その試合、玉木は2打数無安打だったが「いい当たりのライナーがあった。北越の左腕対策はしている」。左腕投手5人を擁する相手へのリベンジに自信をのぞかせた。【斎藤慎一郎】

