古川学園の伊藤大斗(やまと)主将(3年)が、値千金の勝ち越し適時打を含む3安打2打点で輝いた。

同点の11回2死二塁で迎えた第6打席。2ストライクからノーステップ打法に変更し「気負うことなく自分のバッティングができた」と外角直球をジャストミート。右中間を破る適時三塁打を放ち、塁上では笑顔で右腕を突き上げた。米倉亮監督(38)は「春から主将になってチームをよく救ってくれた」と活躍をたたえた。