山形の準々決勝第1試合は、東海大山形の4番佐藤士葵内野手(3年)の豪快な先制3ランで幕を開けた。「打った瞬間、わかりました」という確信の当たりは、左中間席に突き刺さった。

9-3で迎えた8回1死には、3番山本琢人内野手(3年)と佐藤が、2者連続ソロ本塁打。これが試合を決定づける2発となった。この試合2本の本塁打を放った佐藤は、高校通算27、28号をマーク。4打数4安打5打点と4番の役割を全うした。

チームは12安打11得点の猛打で打ち勝ち、準決勝進出。昨夏準V校の実力を発揮した。

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