第1シードの仙台育英が、今春の県大会準々決勝の再戦となった日本ウェルネス宮城を下し、4強一番乗りを決めた。

4回までスコアボードに「0」が並び、5回に1死二、三塁から秋元響内野手(2年)が先制の左犠飛。1点リードの7回1死一、二塁では、秋元の遊ゴロで併殺を狙った二塁手が一塁に悪送球。その間に1点を奪い、なお2死二塁で斎藤陽(ひなた)外野手の右前適時打で突き放した。

投手陣では先発の高橋煌稀投手(2年)が5回無失点。6回から救援登板した古川翼投手(3年)も4回無失点の好投で、雪辱に燃える相手を退けた。

26日の準決勝は、24日に行われる仙台南-名取北の勝者と対戦する。