仙台育英はエースが19年以来の4強を引き寄せた。

1点リードの6回から救援登板した古川翼投手(3年)は「投げ始めからしっかり飛ばして、流れを持ってくる形で投げた」と、いきなり3者連続三振。直後の7回に味方が2得点し、優位に立った。以降も相手打線を翻弄(ほんろう)。打者12人連続アウトの投球で4回無安打6奪三振無失点。完璧な投球を見せたが「ヒット性の当たりや、いらないボール球もありと反省があった」と内容に満足していなかった。