昨夏の甲子園8強の神戸国際大付は、社を上回る12安打を放ちながら競り負けた。タイブレークに入った延長13回1死満塁。山根琉聖外野手(3年)の左前適時打で追いついたが、二塁走者が三塁を駆け抜け、戻れずにタッチアウト。満塁機が続くはずが2死一、二塁になり、サヨナラに持ち込めなかった。

青木尚龍監督(57)は「こういう展開になったのがよくない。取れるところで取らないと。走塁ミスが痛かった」と渋い表情。ノーシードから1カ月の長期戦を7連勝で勝ち上がったが、兵庫連覇はならなかった。