日本が1次ラウンド最終戦で前回優勝の台湾に完敗し今大会初黒星。4勝1敗のB組2位でスーパーラウンドへ進むことになった。1位は台湾。明日のパナマ戦に敗れても4勝1敗。日本との直接対決に勝っているためB組1位での通過となる。

完敗だった。

2回、先発の香西一希(九州国際大付)が制球に苦しみ2死満塁のピンチ。ここで2番手の宮原明弥(海星)を送ったが9番に右中間へ走者一掃の3点適時三塁打。1番にも適時打を許し4点を奪われた。

3回には守備の乱れもあり4失点。0-8と大量リードを許してしまった。

打線も台湾先発右腕の140キロ台後半の直球を捉えきれず。5、6回に1点ずつを返したが及ばなかった。ドラフト1位候補の浅野翔吾外野手(高松商)は2打数無安打1三振。5回の打席で代打を送られ途中交代した。

スーパーラウンドはA組の3チームと対戦。1次ラウンドで対戦した勝ち上がりチームとの対戦成績を持ち越し、計5試合分で順位決定。上位2チームが決勝へ、3、4位は3位決定戦に進む。

※今大会は7イニング制

<台湾戦スタメン>

1(左)浅野翔吾(高松商)

2(右)黒田義信(九州国際大付)

3(捕)松尾汐恩(大阪桐蔭)

4(指)内海優太(広陵)

5(三)渡部海(智弁和歌山)

6(一)伊藤櫂人(大阪桐蔭)

7(中)海老根優大(大阪桐蔭)

8(遊)光弘帆高(履正社)

9(二)藤森康淳(天理)

P香西一希(九州国際大付)

<メンバー>

【監督】

馬淵史郎(明徳義塾)

【投手】

古川翼(仙台育英)

森本哲星(市船橋)

山田陽翔(近江)

川原嗣貴(大阪桐蔭)

香西一希(九州国際大付)

宮原明弥(海星)

生盛亜勇太(興南)

吉村優聖歩(明徳義塾)

【捕手】

渡部海(智弁和歌山)

松尾汐恩(大阪桐蔭)

野田海人(九州国際大付)

【内野手】

赤堀颯(聖光学院)

藤森康淳(天理)

伊藤櫂人(大阪桐蔭)

光弘帆高(履正社)

内海優太(広陵)

鈴木斗偉(山梨学院)

【外野手】

安田淳平(聖光学院)

海老根優大(大阪桐蔭)

浅野翔吾(高松商)

黒田義信(九州国際大付)

※全員3年生

<組み分け>

A組 米国、韓国、オランダ、カナダ、ブラジル、南アフリカ

B組 日本、台湾、メキシコ、オーストラリア、パナマ、イタリア

<レギュレーション>

1試合7イニング制。8回からタイブレークを採用(無死一、二塁から開始)。1次ラウンド(R)はA、B各組6チームで総当たり戦を実施。各組上位3チームがスーパーRに進出する。勝敗が並んだ場合は(1)直接対決(2)得失点率差(3)得自責点率差(4)チーム打率(5)コイントスの順で決定。スーパーRは別組の3チームと対戦。1次Rで対戦した同組勝ち上がりチームとの対戦成績を持ち越し、計5試合分で順位決定。上位2チームが決勝へ、3、4位は3位決定戦に進む。球数制限があり、50~104球なら中1日、105球以上なら中4日の登板間隔を空けなければならない。