沖縄王者の沖縄尚学が、サヨナラゲームで夏春連続甲子園を目指した明豊(大分1位)を下して、14年以来7度目のセンバツ出場を当確とした。

2-2の9回裏、1死二塁から主将の9番佐野春斗内野手(2年)が左前打を放ち、この回先頭で出塁していた7番東恩納蒼(ひがしおんな・あおい)投手(2年)が二塁から歓喜の生還だ。

最速145キロ右腕の東恩納は2失点完投。打っては4打数3安打2打点。「ここを勝ち上がらないと、上でも通用しない」とエンジン全開で、投打に活躍した。強豪とのセンバツがかかる大一番を制して「エースとしてしっかり投げ抜けて良かった」と声をはずませた。