今年は、どんなドラマが待っているのだろうか。

センバツの抽選会が、4年ぶりに対面で実施される。昨年まではコロナ禍のためリモートでの開催だったが、センバツでは19年春以来に出場校の主将が一堂に会する。

抽選方法も、例年通りに戻ることになった。

リモートで行われていた間は、まず同一の都道府県から出場する複数校が決勝まで対戦しないように予備抽選で振り分け。その後、残りの出場校によるフリーの本抽選が行われていた。そのため、昨春は1回戦から木更津総合(千葉)-山梨学院という関東地区同士の顔合わせがあった。

今年からは、19年まで行われていた従来通り、同地区同士が準々決勝まで、同一都道府県の出場校同士が決勝まで対戦しないように複雑に振り分けられる。抽選順は、予備抽選の若い順となる。

抽選会は以下の通り、8つの手順で行われる。

<1>関東・東京地区8校のブロック分け、本抽選。

<2>近畿地区7校、北海道地区1校のブロック分け、本抽選。

<3>四国地区4校のブロック分け、本抽選。

<4>九州地区4校のブロック分け、本抽選。

<5>東北地区3校のブロック分け、本抽選。

<6>東海地区3校のブロック分け、本抽選。

<7>北信越地区3校のブロック分け、本抽選。

<8>中国地区3校のブロック分け、本抽選。

また、開会式も全選手が参加するため、選手宣誓は全36校の主将全員による抽選で決定する。

徐々に戻りつつあるコロナ禍前の景色。“いつもの甲子園”が待ち遠しい。