センバツ出場の慶応(神奈川1位)は木更津総合(千葉2位)に惜敗した。

先発の小宅雅己投手(2年)は序盤から140キロ前後の直球で相手打線を抑えるも、5回に先頭打者本塁打を浴び先制を許した。7回にも本塁打と二塁打で2失点し、この回で降板した。

7回裏に2死三塁から延末藍太内野手(3年)の2ラン本塁打で1点差に迫るも、あと1歩及ばなかった。

プロ通算525本塁打を誇る清原和博氏(55)の次男、慶応の清原勝児内野手(2年)は8回2死から代打で出場。フルカウントから三ゴロだった。「初球振らなくても良いのかなと思っていたんですけど、代打で出た以上は振って行った方が良いのかなと思って、そこが準備の甘さというか、そういうところが出たのかなと思う」と話した。

この春は2桁背番号でスタメン出場はなく、大会を終えた。公式戦は夏の大会を残すのみとなった。「短い期間しかなくて、このチームでできるのも本当に短い。しっかりとチームも成長して、個人でもしっかりスタメンで出て活躍して、自分が甲子園に連れて行って甲子園で優勝するというのを目標にやることをやるだけというか、成長するだけだと思う」と最後の夏を見据えた。

【春季関東大会ライブ速報】はこちら>>