日本学生野球協会は26日、都内で審査室会議を開き高校9件の処分を決めた。

習志野(千葉)の顧問(31)は部内体罰で今年3月30日から1カ月の謹慎。1年生部員1人のふてくされた態度に対し、右頬を1度平手打ち。自らの行為を別の顧問に報告し発覚した。

高野山(和歌山)の部長(64)は部内における体罰と暴言で今年4月3日から1カ月の謹慎。

城南静岡(静岡)の監督(73)は部内暴力で今年4月15日から1カ月の謹慎。

長崎総合科学大付(長崎)の監督(47)は、部内における暴力と暴言、報告義務違反で今年2月14日から7カ月の謹慎。部長(52)は現場の同席と報告遅れで今年2月14日から6カ月の謹慎。

東播工(兵庫)の野球部3年生11名は部員の飲酒喫煙、遊技場でのパチンコ行為で野球部は今年4月26日から対外試合1カ月禁止。部員への聞き取り調査で発覚した。

本庄第一(埼玉)の野球部3年生2名、2年生1名は賭博行為で野球部は今年5月18日から1カ月の対外試合禁止。

掛川工(静岡)は監督(38)が部内における体罰暴言と報告義務違反で今年4月6日から7カ月の謹慎。

狭山ヶ丘(埼玉)の監督(32)は部内体罰暴言、報告義務違反で今年4月28日から2カ月の謹慎。4月26日の昼休みに、3年生Aが生活指導部長Bに前日に監督から胸ぐらをつかまれ、暴言を言われたと相談し発覚。3年生C、Dに対してもプレーでミスをしたら暴言を吐くことをしていた。

クラーク記念国際(北海道)の部長(39)は部内での体罰と暴言で報告義務違反。今年5月21日から2カ月の謹慎処分。3年生部員Aに対しふてくされた態度で同部長の元に近づいてきた際、暴言を吐く。3年生部員Bに対し、エラーをした際にすねた態度をとったと受け取り、暴言を吐くなどした。