創成館が海星との決勝を制し、5年ぶり3度目の夏の甲子園を決めた。

初回、先頭打者の川崎統馬内野手(3年)がヒットを放つと、3番松崎誠人内野手(3年)のヒットなどで2死満塁。ここで6番下川優内野手(3年)が適時打を放ち、敵失もからんで2点を先制した。4回にも1死二、三塁から東壱星外野手(3年)が犠飛を上げ、1点を追加した。

相手先発の吉田翔投手(3年)は今大会16回を投げて無失点の絶対的エースだったが、3点を奪って6回で降板させた。

投げてはエースで4番の永本翔規投手(3年)が力投。初回2死二、三塁のピンチは4番の田川一心捕手(3年)を三塁ゴロに抑えて無失点発進。5回と9回に1点ずつ失ったが粘りの投球で130球、2失点完投を決めた。【土居恒久】

◆創成館 1962年(昭37)創立の私立校。生徒数は788人(女子343人)。野球部創部は62年。部員数は124人。甲子園出場は春が3度、夏は3度目。主なOBは野口恭佑(阪神)鬼頭えん(漫画家)ら。所在地は長崎県諫早市貝津町621。奥田修史校長。

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