2年ぶりの甲子園にあと1勝に迫っていた作新学院は、サヨナラ弾を浴び、力尽きた。

9回1死、3回途中からロングリリーフした磯圭太内野手(3年)は67球目のスライダーを文星芸大付の5番黒崎翔太捕手(3年)に左翼へ運ばれると、そのままマウンドに突っ伏した。

9回には5安打で4点を奪い、驚異的な粘りを見せた。起死回生の同点打を放っていた磯だが「スライダーが甘く入りました。みんなが回してくれて同点になったのに、テンポよく3人で抑えてその裏の攻撃に入ろうと思っていましたが」と力なく語った。

小針崇宏監督(40)は落ち着いた口調で「磯は全試合に投げて、エース以上の活躍をしてくれました。9回は3年生の意地と粘りが出た連打でした」と負けはしたが、あきらめない姿勢を貫いたチームをたたえていた。