高校歴代最多通算140本塁打を誇る花巻東(岩手)のプロ注目スラッガー、佐々木麟太郎内野手(3年)が自身初となる夏の甲子園出場を決めた。決勝の盛岡三戦に「3番一塁」でフル出場し、4打数1安打1打点1四球。背中の張りもあり、今大会で代名詞の本塁打はなかったが、4年ぶり11度目の優勝で、過去2年の悔し涙をうれし涙に変えた。佐々木洋監督(48)との親子鷹で昨春センバツ以来の聖地に向かう。

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花巻東・佐々木麟太郎内野手(3年)の主な一問一答

-今大会を振り返って

佐々木 迷惑もかけたし、助けられてばかりだったので、仲間には感謝したい。花巻東としての1つの段階を踏めたが、ここからさらにみんなで強くなって甲子園に乗り込めるように、気を引き締めていきたいです。

-新球場きたぎんボールパークでの夏初代王者

佐々木 岩手県としても記念の、思いのある大会だったと思うので、ここで初めての優勝を取らせてもらったのは誇りに思いますし、感謝しかない。あらためて岩手県を代表して(甲子園に)行くことにプライドを持ちながらやっていきたいです。

-甲子園で本塁打を期待していいか

佐々木 自分としても、どう調子が上がるか分からないですけど、自分の武器でもありますし、とにかく全力を尽くして1打席1打席楽しみたいです。

-大会を採点するなら

佐々木 自分自身は0点ぐらい。ちょっと(点数を)つけられる内容ではなかったんですけど、チームが勝ったこと、勝ち切れたことは100点だと思います。

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