ノーシードから勝ち上がってきた徳島商は12年ぶりの夏の甲子園を狙う。

安定した戦いぶりが光る。中心になるのはU18日本代表候補の森煌誠投手(3年)。初戦の城東戦で自己最速を149キロに伸ばし、準決勝は阿南光の好投手に投げ勝った。接戦を経験しているのがチームの強みだ。

2年連続Vを目指す鳴門は伝統の試合巧者ぶりを発揮する。準決勝では最速152キロの生光学園・川勝空人投手(2年)から初回に2得点し、主導権を握った。状況に応じた継投も見ものだ。