直腸がんのため45歳で亡くなった浦和学院(埼玉)の三浦貴コーチの通夜が29日、さいたま市内で営まれた。

遺影には、コーチをしていた際の写真が使用された。巨人や西武、全国の高校や大学から多くの花が届けられた。28日の埼玉大会で2年ぶり15度目の優勝を果たした浦和学院・森大監督(32)と野球部のメンバー、元巨人の清水隆行氏(49)ら約1300人が参列。浦和学院の森士前監督(59)は「これだけの人が来てくれて、彼の人望。昨日は三浦の力が宿ったと感じた」。大監督は「三浦先生が『大、頑張れ!』と天国で言ってくれていると思うので、選手たちと楽しみたい」と話した。