昨夏覇者と初戦屈指の好カードが決まると、会場にこの日一番のどよめきが起こった。浦和学院は大会初日から、5年周期で顔を合わせる、昨夏覇者・仙台育英と「因縁カード」に臨む。

甲子園では1勝1敗で、森大監督(32)は「力的には格上の相手なので、まずはこの子たちもそうですし、私も初出場の気持ちで。仙台育英を引いてくれて逆にワクワクしています」と対戦を心待ちにした。

定期的に練習試合も行っている。今春は2-4で敗れたが、指揮官は「戦えている部分はある。練習試合も2点先制されて、なんとか8回に追いついた。そういう粘り強い試合ができたら。初日の第3試合のナイターですし、いろいろと不確定要素は強いので、勝機も見えてくる気がします」とゲームプランを練る。

聖地での躍動を天国まで届ける。かつて巨人、西武でプレーした三浦貴コーチが地方大会期間中の7月24日、直腸がんのため45歳で亡くなった。ともに指導してきた森監督は「この子たちが甲子園でプレーしている姿を想像するとうれしかった。三浦貴先生も『大やったな』という気持ちで見ていると思います」。全員野球で大きな壁を越える。【星夏穂】

◆過去の仙台育英-浦和学院 甲子園では夏の大会で2度対戦し1勝1敗。13年は10-10の同点から仙台育英が熊谷敬宥(現阪神)の左越え二塁打で11-10のサヨナラ勝ち。センバツ優勝エースの浦和学院・小島和哉(現ロッテ)は9回途中まで182球を投げ9安打、9四死球と乱れた。18年は浦和学院が投打に圧倒して9-0でリベンジ。身長190センチの先発渡辺勇太朗(現西武)は最速149キロで6回無失点。4人で完封リレーを決めた。打線は蛭間拓哉(現西武)の本塁打などで12安打。甲子園初指揮の仙台育英・須江監督は完敗だった。

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