広陵は3点差を追いつき、タイブレークに持ち込んだが、延長10回に力尽きた。「広陵のボンズ」こと真鍋慧内野手（3年）の最後の夏も終わった。
高校通算62本塁打の大会屈指のスラッガー。最終打席は3－3の9回無死一塁で、送りバント失敗に終わった。「1点取ったら勝てる試合で次の小林（隼翔内野手＝3年）が調子よくて、必ず送らないといけなかった。自分のミスで負けてしまったので悔しいです」と唇をかんだ。
7回には中堅への安打を放ち、同点のホームを踏んだ。3度出場した甲子園で本塁打こそ出なかったが、今夏は2試合3安打の活躍。今後について「（プロ志望届を）自分的には出そうと思っているんですけど、どうなるかわからない。もう1回中井先生としっかり話して決めたい」とプロへの意欲を示した。
