慶応(神奈川)が沖縄尚学に勝利し、103年ぶりの4強進出を決めた。

クーリングタイム後の6回にビッグイニングが訪れた。先頭の代打で出場した清原勝児内野手(2年)は投ゴロに倒れたが、直後の丸田湊斗外野手(3年)が二塁打を放ち打線に火を付けた。左前打と四球で1死満塁。打席に立つのはこの日、沖縄尚学のエース・東恩納蒼投手(3年)を前に2打席連続三振に倒れていた4番加藤右悟外野手(2年)。「バットが振れていなかったので、気持ちを切り替えて初球から思いきり振っていこうと思って打席に入った」と初球をフルスイング。走者一掃の左中間への二塁打を放ち、逆転に成功した。その後も打線がつながり一挙6得点。「最高に気持ちよかったです」と振り返った。

守ってはこの夏初先発の鈴木佳門投手(2年)が好投した。0-0の4回1死二塁で沖縄尚学の4番・仲田侑仁内野手(3年)に先制2ランを浴びたが、そこから崩れることなく5回を3安打2失点で終えた。6回から松井喜一投手(3年)、9回から小宅雅己投手(2年)がそれぞれ無失点に抑えた。

103年ぶりの快挙に森林貴彦監督(50)は「野球部にとっての1ページを刻むような戦いができていることは純粋にうれしいですし、まだまだ先を目指して頑張りたい」と話した。