史上7校目の夏連覇に挑む仙台育英(宮城)が「運命の試合」を迎える。23日の決勝戦を前に22日、兵庫県内で打撃練習を中心に最終調整した。

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“投手王国”が総力戦で連覇に挑む。

仙台育英・須江航監督(40)は「『0』では抑えられないと思う。ヒットも四球も失点もある程度を許容しながら9回を通してプランニングしたい」。ミスも失点もそれぞれ最少にとどめ、粘り強く戦うつもりだ。

投手起用については「理想は(高橋と湯田の)2人で行けたらいいと思っていますが…」。センバツ同様に延長タイブレークも見据え、「期待値ではなく、現実を直視して早めの継投をしていきたい」と語った。