ノースアジア大明桜が、秋田北鷹に10-1の7回コールド勝利。投打で圧倒し、2年連続17回目の東北大会出場を決めた。

先発のエース右腕・加藤悠羽投手(2年)が7回1失点。夏の甲子園後に左足のふくらはぎをけがし、公式戦での登板は甲子園以来約7週間ぶりとなったが、「良くも無いし悪くもなかった。でも、とにかく楽しかったです」。久々の投球を楽しみ、9つの三振を奪う快投で最後の切符をつかみ取った。

打線も11安打10得点とよくつながったが、輿石重弘監督は「(去年のチームとは)比較にならないほど出遅れている」と冷静に分析。東北大会まで残り2週間。「1戦1戦戦って強くなっていけるようにしたい」と指揮官。修正を続け、1戦でも多く勝利をつかむ。