京都国際が12安打7得点で今夏甲子園出場の立命館宇治に7回コールド勝ち。決勝進出を決め、近畿大会(21日開幕、大阪シティ信用金庫スタジアム)への切符をつかんだ。

打線は中盤、立命館宇治の身長195センチ右腕、十川奨己投手(2年)を攻略した。0-0の3回、連打で1死一、二塁。2番三谷誠弥内野手(2年)の犠打に敵失が絡み、先制した。4回には6番清水詩太内野手(1年)の中越え二塁打と、7番奥井颯大捕手(2年)の右前適時打で1点を追加。5回にも暴投と、清水の2点適時二塁打で3点を挙げ、5-0と突き放した。

投げてはサイドスローの左腕エース、中崎琉生(るい)投手(2年)が3安打5奪三振で完封。直球とスライダーを低めに集め、打たせて取る投球が光った。6回2死三塁のピンチを中飛に抑えると、ガッツポーズで笑みがこぼれた。打順も5番に座る二刀流は、7回、自らを援護する右前適時打を放ち、6点目を挙げた。

8日に頂点を目指し、決勝を戦う。