日本高野連が主催する今年度2回目の「甲子園塾」が8日、大阪市で始まった。全国の監督・部長ら30代までの若手指導者27人が参加した。

故・尾藤公氏(元箕島監督)とともに同塾の立ち上げに尽力した山下智茂塾長(78=元星稜監督)は今回限りで勇退。08年から全29回すべてに参加し1000人近くの受講者と向き合ってきた。「幸せな男です。受講生の皆さんが各県で頑張っているのを見ると、本当に甲子園塾はいいなと思う。暴力のない高校野球にしてほしい」と力を込めた。

特別講師を初めて務めた花巻東(岩手)・佐々木洋監督(48)は活動指針を書き込んだ冊子「花巻東野球部フィロソフィ」の内容を紹介。メジャーで活躍するOBの菊池雄星、大谷翔平らを育てた名将の貴重なスピーチに、受講者も聞き入っていた。