甲子園を春夏4度制した門馬敬治監督(54)が、聖地に帰ってきた。2021年の東海大相模(神奈川)監督退任後、翌年8月の創志学園(岡山)監督就任以来、初の甲子園。ユニホームは変われど「アグレッシブ・ベースボール」は不変。エース左腕・山口瑛太投手(3年)の4安打14奪三振完封の快投もあり、同校を8年ぶりのセンバツ勝利に導いた。

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◆14奪三振で完封 創志学園・山口が記録。金属バット採用後(春は75年以降)、センバツで14奪三振以上の完封は門馬監督の教え子だった21年石田隼都(東海大相模)が2度記録して以来、9人目(10度目)。春に2桁奪三振で完封した岡山県勢の投手は、65年優勝の平松政次(岡山東商)がコザ戦(11奪三振)でマークして以来59年ぶり2人目。

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