高知の吹奏楽部は3年連続で四條畷学園(大阪)とコラボし、三塁側アルプスから美しい音色を奏でた。

高知の吹奏楽部員は現在5人。マーチングバンド全国大会で金賞を受賞した強豪校と合体することで総勢90人の大所帯となり、重低音を響かせた。

コラボのきっかけは3年前。四條畷学園のマーチングバンド部で指揮者を務める今川直紀教諭(43)は10年以上、ドラム指導のため、たびたび高知へ訪れていた。22年春にセンバツの出場が決まるも、部員の数が少ないため「野球の応援を一緒にしてくれないか」と、打診を受けたことから始まった。

この日も2人の教諭がアルプスで指揮を執った。両校での事前練習はなく、ぶっつけ本番でそろえることが恒例。高知・吹奏楽部の指揮を執る吉良希英教諭(62)は「(スタンドでは)前列と後列との距離があるので、少しタイミングの取り方が難しいですけど、曲自体が仕上がっているので、(指揮は)そんなに難しくはないですね」と笑顔だった。