東海大相模(神奈川)が富山商(富山)を破り5年ぶりの白星を挙げた。夏の甲子園は20勝目(春は28勝)。元巨人の原俊介監督(46)は甲子園初采配初勝利。

プロ注目の198センチ左腕・藤田琉生(3年)が快投。最速147キロの直球、130キロ前後のチェンジアップ、120キロ台のナックルカーブで相手打線を圧倒。7回を3安打無失点に抑え毎回の13三振を奪った。8回からは右腕福田拓翔(2年)が登板。最速147キロ直球で2回を無失点に抑えた。

打線は1回、1死一、二塁から4番金本貫汰内野手(2年)の適時打で1点を先制。その後追加点を奪えなかったが6回、1死一塁から7番和田勇騎外野手(3年)の適時二塁打で2点目。8回には8番柴田元気内野手(2年)が右翼席へ今大会1号となるソロ本塁打を放ち3点目を挙げた。今大会は今年から導入された低反発バットの影響か前日まで5日間、本塁打が出なかった。大会6日目、19試合目でようやく初本塁打が出た。

東海大相模は3回戦で広陵(広島)と対戦する。

富山商は投手陣が5回まで1失点と踏ん張った。しかし打線が相手投手陣を攻略できず完封負け。2年連続の初戦敗退となった。

◆元プロ監督が勝利 東海大相模・原俊介監督は、同校から95年ドラフト1位で巨人に入団した。甲子園で元プロの監督が勝つのは今春の常総学院・島田直也監督などの例があるが、ドラフト1位経験者の勝利は智弁和歌山・中谷仁監督(97年阪神1位)に次いで2人目。原監督は巨人時代、03~06年に1軍出場経験があり、甲子園球場では通算4試合で4打数3安打だった。