中越が、新潟産大付にリベンジを果たした。15安打11得点の猛攻で、今夏の県準決勝で敗れた甲子園出場校に勝利。主将の窪田優智内野手(2年)が初回に適時三塁打を放つなど、4安打3打点で打線を勢いづけた。
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先輩たちの無念を晴らした。中越の相手は、今夏の甲子園出場を阻まれた新潟産大付。窪田主将は「今日は3年生の敵を取りに球場に来た。絶対に負けられない気持ちが強かった」。
その決意をバットに込めた。初回に右越えの適時三塁打で打線に勢いをつけると、3回には左前打。4回には左前への一打で追加点を挙げた。5-5の同点から一挙6点を勝ち越した7回は、2死二塁から右前打。この回6点目をたたき出して試合を決めた。
悔しさを胸に戦った。夏の同戦は「3番一塁」で出場し、2安打を放つも敗戦。「一番悔しかった。もう負けたくない、って思った」。8月26日の抽選会で、順当に勝ち進めば2回戦が“リベンジマッチ”に決まり「ラッキーだなって。早速つぶせるチャンスが来た」と心待ちしてきた一戦。高ぶる感情をそのまま白球にぶつけた。
甲子園夏11度の出場を誇る名門も、18年を最後に聖地から遠ざかる。新チーム始動時に、窪田は「俺しかいない」と主将に立候補。「『センバツ目指そう』と言って、夏休みからやってきた。もう勝つしかない」。夏王者を破った勢いで、このまま勝ち続ける。【大島享也】

