甲子園春夏7度優勝の広島商が甲子園通算101試合目を快勝で飾った。
100試合目は22年春に新型コロナにより不戦敗。3年ぶりのリスタートに荒谷忠勝監督(48)も「たまたまこのタイミングだった。諸先輩方の財産を生かして次戦に臨みたい」と感謝した。
19人出場で勝利をつかんだ。途中出場の永谷歩夢内野手(3年)はコロナで途中辞退した純也さんを兄に持つ。初戦を前に「誰もが入れる場所ではない。しっかり準備しろ」と助言され、この日は代打で鋭いスイングを披露。一ゴロだったが「打つべき球が打てた」と納得だった。
チームは単打のみの11安打とつないで10得点。エース大宗和響投手(3年)も、学生野球の指導に必要な資格を回復している元広島・大野豊氏(69)直伝のフォークで三振を奪うなど、6回2失点で貢献した。大野氏は、OBで元広島の達川光男氏(69)との縁で、定期的にコーチを務めているという。次戦は東洋大姫路(兵庫)との対決。永谷は「野球ができるのは当たり前じゃない。1球1球甲子園をかみしめながらやっていきたい」と力強く話した。全員野球で1戦ずつ勝ち進む。【林亮佑】

