近畿大会開幕戦で珍事が起こった。試合を終え、初戦突破した智弁和歌山の校歌が流れないアクシデントが起こった。CDの不具合により校歌が流れなかった間に2、3分沈黙の時間が続き、グラウンドで整列する智弁和歌山ナイン自らがアカペラで熱唱。

スタンドはナインのアカペラの声に合わせて手拍子を送り、相手校で敗れた天理の応援席からも手拍子が送られた。

この日2本の適時打を放った荒井優聖内野手(2年)は「審判さんから『一斉に歌いましょう』と言われて、しっかり歌えました」と振り返った。一度前奏を歌った選手がいたが、歌い出しがそろわず、福元聖矢外野手(3年)が仕切り直した2度目に最後まで歌いきった。

センバツ出場校・県1位校同士の対決となった試合は、今春センバツで準優勝を飾った智弁和歌山が初戦を突破。他の投手の登板機会を増やすためメンバーを外れていた渡辺颯人投手(3年)がエースナンバーをつけてセンバツ以来の公式戦に臨み、6回6安打1失点と好投した。