東大阪大柏原が、春夏通じて甲子園に初出場した11年夏以来、14年ぶりに大阪大会決勝に進出した。

延長10回タイブレークで1死二、三塁とし、暴投で勝ち越し。さらに3番藤原颯大(そうた)内野手(3年)が1死三塁から中前適時打で追加点を挙げた。「絶対打ってやる」と気持ちの強さを出し切った。帽子のつばに、1年時に父がしたためた「我夢謝楽(がむしゃら)」の言葉が支え。「小さくても、できることはある」。身長168センチ、体重52キロと小柄だが、そう自分に言い聞かせて向き合った。決勝に向けて「やるしかない。優勝して、甲子園に行きたい」と勝ちきる気合十分だ。

元オリックス・土井健大(けんた)監督(36)は、履正社時代にT-岡田氏の1年後輩。現役時代に届かなかった決勝の舞台に、指導者として立つ。「地に足をつけて、必死こいてやってほしいなと。野球は進化していますが、トーナメントで勝ちきる野球は一緒。確率の高い方をチョイスしたい」と意気込んだ。

同校は、上宮(大阪)を、93年春のセンバツで優勝に導いた田中秀昌氏(68=日本高野連技術・振興委員)が監督だった11年夏に石川慎吾(現ロッテ)を擁して初出場している。

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