<高校野球岩手大会:盛岡大付5-3花巻東>◇26日◇決勝◇岩手県営球場

 決勝戦で敗れた花巻東・大谷翔平投手(3年)の試合後の会見。涙を流しながらのインタビューとなった。

 -今日の試合について

 大谷

 先に点を取られましたし、勝てなかったことがとても悔しいです。力が全然、足りませんでした。

 -7回が終わった時点で一度降板

 大谷

 左打者も続きますし、(左腕の)小原に託しました。

 -8回のピンチで再び登板し切り抜けた

 大谷

 逆転を信じて投げました。最後まであきらめないプレーを貫けたので良かったと思います。後攻だったし、サヨナラを信じて投げました。

 -9回の打席ではタイムリーを打った

 大谷

 無死一、二塁だったので絶対逆転する自信がありました。後ろに回せたので自分の役割は果たせました。

 -負けたという実感はあるか

 大谷

 試合直後はありませんでしたが、ベンチでみんなが泣いているのを見て「3年間が終わったんだな」と思いました。

 -3ランを打たれた場面について

 大谷

 ストレートをアウトコース低めに行きたかったんですが、ちょっと上に行ってしまいました。(打った)二橋が上でした。

 -160キロ出したことについて

 大谷

 自分の160キロよりも、日本一になって岩手の方々に喜んでもらいたかったです。それができなくて一番悔しいです。

 -今後の進路について

 大谷

 今はまだそんなに考えていません。監督さんや周りの人と話をして決めたいです。