<全国高校野球選手権:宇部鴻城12-7佐世保実>◇17日◇2回戦

 5回の代わりばなに痛恨の逆転2ランを浴びた佐世保実(長崎)の木下愛投手(2年) は「コースに決めようと思ったが、ボールが先行して思うように投げられなかった」と、うつむいた。その後も相手打線の勢いを止められず、8回途中まで投げて7失点。「どこに投げても打たれた」と力負けを潔く認めた。

 苦い甲子園の初マウンドとなったが、2年生左腕は「上のレベルを見られたので、それに通用するピッチングを目指す」と前を向いた。