<センバツ高校野球:済美3-2高知>◇2日◇準決勝

 高知が惜敗で38年ぶりの決勝進出を逃した。初回に土居弘洋内野手(2年)が先制のソロアーチに左翼席に放り込んだ。7回には和田恋内野手(3年)の本塁打で同点。

 最終回も1死一、三塁のチャンスを作り、済美のエース安楽を追い詰めたが、要所で攻略できなかった。主将の和田恋は「自分たちの持ち味はバッティングだが、2点しか取れなかった。(安楽は)連投で疲れがある中、ストレートが速かった」と相手右腕をたたえた。