<高校野球神奈川大会>◇29日◇決勝

 横浜隼人が悲願の初優勝を達成した。5-5で迎えた延長11回2死二塁から、2番与那覇(よなは)明外野手(3年)が右前にサヨナラ打を放った。背番号「11」の今岡一平投手(2年)は11回165球を投げ、14安打を浴びながら粘りの投球を見せた。水谷哲也監督(44)は「今までたくさんの人に世話になって、選手たちが頑張ってくれた。本当にありがとうございました」と男泣きした。