<高校野球西東京大会>◇14日◇3回戦

 明大中野2枚エースの1人、関矢圭佑投手(3年)が快投を見せた。多摩工を相手に4回3分の1を投げ、打者17人から10奪三振。初回の先頭打者から5者連続三振を奪い、3回1死から4者連続三振の奪三振ショー。最速140キロの直球にスライダー、カーブ、チェンジアップなど豊富な変化球で圧倒した。打線も2回以降着実に加点し、10-0の5回コールド勝ち。初戦の錦城戦は同じ140キロ右腕・中本椋投手(3年)が完投勝利し、「投げたかった。いつでも行けます」と悔しがっていた。同じチームのライバルがしのぎを削り、同校初の甲子園を目指す。