<高校野球兵庫大会>◇16日◇2回戦

 連合チームの神戸西・須磨・須磨翔風が強豪・滝川二を2-1で破った。1回裏1死二、三塁から4番平谷大主将(3年)の中越え三塁打で奪った2点を、剛球左腕の福敬登(3年)が守り抜いた。最速143キロの速球を武器に11奪三振の福は「組み合わせが決まった時から『打倒・滝川二』でしたから」としてやったり。昨秋、今春の地区大会で1勝1敗の相手に決着をつけた。昨春に神戸西と須磨が統合。福らメンバーの12人を占める神戸西のユニホームで戦うのは、今夏が最後になる。「監督が下手で、厳しい展開になりました」と小南扇四郎監督(52)はホッとした笑顔を見せた。