＜高校野球神奈川大会＞◇２４日◇５回戦

　慶応が西湘を４－０で破り、初戦から４試合連続の完封勝ちだ。背番号１０の明（みょう）大貴投手（３年）と佐藤優二郎投手（３年）が、西湘打線を２安打無失点リレー。先発の明は５回を無安打無四死球８奪三振で完ぺきに抑えた。２安打された佐藤も、併殺などで各回を３人で抑え、９回を打者２７人で片付けた。準々決勝で対戦する東海大相模は、昨秋明が先発してコールド負けした因縁の相手。春先の肩の故障を乗り越え、リベンジの舞台を整えた明は「相模を目標にやってきた。また対戦できてうれしい」と腕をぶす。注目の一戦になる。