9月23日のアストロズ戦の6回、前日からなかなか打たせてもらえずこの回も四球です。ホームランを待っている私もため息です。はぁ~ 。
そんな中、本日も大谷翔平はうっぷんを晴らすかのように足で魅せます!
6回2死一塁の場面で二盗を試みます。二塁に滑り込んだ瞬間、すかさずアストロズ・カルロス・コレアがタッチ。塁審の判定はセーフ。大谷もセーフとポーズをとります。アストロズサイドからはビデオ判定の要求です。さあ、どうなるか。
判定の結果、セーフ! 間一髪です。
引き続き二死一、二塁の場面、打者ジャック・メイフィールドの適時打で、大谷は打球を見ながら二塁から一気にホームへ向かいます。ベースをしっかり踏んでホームイン! と、顔を上げた目の前には球審さん。
このままだと当たる! ヒヤっとしながらもシャッターを切り続けます。全く動じない球審に向かって一直線です。「あかん、ダメだ!」と思った瞬間、ひらりっ! 間一髪で身をかわし、事なきを得ました。
ベンチの同僚、コーチ、水原一平通訳も笑顔で迎えます。オールセーフで今日はめでたし、めでたしです。【菅敏】(ニッカンスポーツ・コム/MLBコラム「カンビンの観たい撮りたい伝えたい」)