張本勲氏が17日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。エンゼルス入りが決まった大谷翔平投手(23)が右肘の治療を受けていたという報道についてコメントした。

 「いやあ、あんまり噂は聞いてないですねえ。ガセネタじゃないの」。

 大谷は右肘靱帯(じんたい)に損傷が見つかり、10月にPRP注射で治療を受けていたことが判明。PRP注射とは右肘に自身から採取した血小板を使って組織の修復や再生を図るもの。これに対し、エンゼルスのエプラーGMは「肘の状態は彼の年齢に相応している。精密検査の結果には満足している」と声明を発表。ソーシア監督は「心配はない」と話した。

 ただ、この診断結果が米国メディアに漏れて記事化されたことを受け、大リーグ機構が球団関係者の調査に乗り出すと報じられた。

 張本氏は「今、軽くピッチングもしているし大丈夫だと聞いているけどねえ。大丈夫だと思いますよ」と話していた。