エンゼルス大谷翔平投手は4番DHで出場し、3打数3安打2打点1盗塁だった。打率は2割8分9厘。


2回先頭の第1打席で左前打を放ち、4試合連続安打。1死一、二塁から三盗を決め、10個目の盗塁をマーク。3回1死の第2打席でも右翼線を破る二塁打を放った。5回1死一、三塁の第3打席は左犠で60打点目を挙げた。7回1死一、三塁の第4打席は三塁線へのボテボテの当たりが投手への適時内野安打となった。


残り2試合となり、大谷は「楽しくできたが、ポストシーズンにいけない悔しさもある」とこの1年を振り返った。


田沢純一投手は8回2死一、二塁から4番手で登板。1/3回を投げ1安打1失点だった。



チーム
OAK0000000505
LAA03201020X8


8回途中から田沢が登板も1失点

3-8と追い上げられた8回2死一、二塁から田沢が4番手で登板。7番ロレアノを三ゴロに打ち取ったが、失策で1点を失い、なおも2死一、三塁のピンチ。ここで8番セミエンに三塁線を痛烈に破られる適時打を浴び、5-8と3点差に迫られた。投球内容は1/3回を投げ1安打1失点で、防御率は7・33


7回 大谷第4打席は粘り勝ちの投安

投手は4番手の左腕キーケーファー。1死一、三塁で打席に入り、カウント1-2から外角スライダーを3球連続でファウルで粘る。2-2から8球目の外角スライダーも腰を引きながらも何とかバットに当てるが、ボテボテの三塁線へのゴロ。しかし、打球が緩かったのが幸いし、投手内野安打となった。5日レンジャーズ戦で4安打して以来の3安打で、この日2打点目を挙げた


5回 大谷第3打席は左犠

投手は大谷の打席から登板の3番手の右腕ダル。1死一、三塁で打席に入り、初球の内角低めへのチェンジアップをすくい上げ、左中間への大飛球。しかし左翼手がフェンス手前でキャッチ。三塁走者は楽々と生還し、犠飛で60打点目

エンゼルス対アスレチックス 5回裏エンゼルス1死一、三塁、左犠飛を放ち、打点をマークしたエンゼルス大谷は、ナインにタッチで迎えられる(撮影・菅敏)
エンゼルス対アスレチックス 5回裏エンゼルス1死一、三塁、左犠飛を放ち、打点をマークしたエンゼルス大谷は、ナインにタッチで迎えられる(撮影・菅敏)

3回 大谷第2打席は右二塁打

投手は2番手の右腕フィアーズ。1死無走者で打席に入り、初球の甘い真ん中のチェンジアップをジャストミートし、右翼線を破る二塁打。2試合連続のマルチ安打とした

エンゼルス対アスレチックス 3回裏エンゼルス1死、右翼線に二塁打を放つエンゼルス大谷(撮影・菅敏)
エンゼルス対アスレチックス 3回裏エンゼルス1死、右翼線に二塁打を放つエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

2回 大谷第1打席は左前打。10個目の盗塁も成功

投手は先発のトリビーノが1回で降板し、2回から登板した2番手の右腕フィアーズ。先頭で打席に入り、初球の甘い真ん中の球を強振し痛烈なライナーとなったが、惜しくも右翼線を切れるファウル。2球目のチェンジアップは空振りし、カウント2-2から真ん中高めの速球を綺麗に流し打つ左前打。これで4試合連続安打。

エンゼルス対アスレチックス 2回裏エンゼルス無死、左前打を放つエンゼルス大谷(撮影・菅敏)
エンゼルス対アスレチックス 2回裏エンゼルス無死、左前打を放つエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

次打者のアップトンが初球に死球を受け、無死一、二塁と盗塁のチャンスは消えたかに見えたが、1死一、二塁から7番アルシアの2球目にスタート良く見事に三盗成功。2桁となる10個目をマーク。アルシアの三ゴロで先制ホームイン

エンゼルス対アスレチックス 2回裏エンゼルス1死一、二塁、打者アルシアの時、三盗を決めるエンゼルス大谷(撮影・菅敏)
エンゼルス対アスレチックス 2回裏エンゼルス1死一、二塁、打者アルシアの時、三盗を決めるエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

球団によると、エンゼルスの新人で20本塁打と10盗塁は1987年のホワイト、2012年のトラウトに続く3人目。また、日本選手で15本塁打と10盗塁は05年のイチロー(マリナーズ)と05、06年の井口資仁(ホワイトソックス)以来

エンゼルス対アスレチックス 2回裏エンゼルス1死二、三塁、アルシアの三ゴロで三塁から生還するエンゼルス大谷(撮影・菅敏)
エンゼルス対アスレチックス 2回裏エンゼルス1死二、三塁、アルシアの三ゴロで三塁から生還するエンゼルス大谷(撮影・菅敏)