ドジャース前田健太投手(30)が、MLBオールスターチームの一員として「2018 日米野球」(11月9日開幕、東京ドームほか)に出場することが29日、発表された。チームへの合流は11月11日の予定。

日米野球出場は広島時代の14年以来で、野球日本代表として13年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、15年のプレミア12に出場している。

今回はMLBオールスターチームでの出場になり、20年の東京五輪で金メダル獲得を目指す侍ジャパンにとっては格好の相手になる。11月13日の試合はマツダスタジアムで開催され、前田の凱旋(がいせん)登板が期待される。

大リーグ3年目の今季は、先発として20試合、救援として19試合に登板し、8勝10敗、防御率3・81の成績だった。ワールドシリーズ進出を果たしたが、レッドソックスに1勝4敗で敗れ、88年以来の世界一はならなかった。

MLBオールスターチームには、巨人OBでヤンキースGM付特別アドバイザーを務める松井秀喜氏(44)がコーチとして参加することも決まった。