今月3日にマリナーズからトレード加入したメッツのロビンソン・カノ内野手(36)には、内野ゴロを打った際に全力で走らないと批判の声が上がっていたが、ミッキー・キャラウェイ監督は「問題ない」と擁護した。

ウィンターミーティングに出席したキャラウェイ監督は11日、カノが全力疾走しない時には相応の理由があるとし、「だからこそ毎年155試合に出られているんだ。彼は頭はいいし、試合をよく分かっている。安打になる可能性がある時に走らないことはない。内野手の手からいつボールが離れるかを理解していて、その後に何が起きるかも分かっている」と述べた。

オールスター8回選出のカノは、2007年から11年連続で最低150試合に出場している。今季は死球で右手を骨折した後、ドーピング検査で禁止薬物フロセミドに陽性反応を示したために80日間の出場停止処分を受け、80試合のみの出場だった。