エンゼルス大谷翔平投手(24)は、引退を表明したマリナーズ・イチロー外野手(45)からの激励を謙虚に受け止めた。22日(日本時間23日)、アリゾナ州テンピでのキャンプを終え、メディアの取材に対応。イチローから「世界一の選手にならないといけない」とゲキを受けたことに関して、「野球をやっている選手からしたら、これ以上ないくらいうれしい、光栄なことかなと思う。その言葉に恥じないように、練習もそうですし、しっかり結果を出していきたい」と話し、気を引き締めた。

マリナーズとアスレチックスの開幕シリーズ第2戦後、1時間23分の会見の中で、イチローから何度も「翔平」と名前を呼ばれ、大きな期待を寄せられた。大谷は「数少ない質問の中から流してもいいような質問だと思うけど、丁寧に答えて頂いて恐縮というか、感じるものはあった」と謙虚な姿勢を崩さなかった。