エンゼルス大谷翔平投手(25)が1日(日本時間2日)、レッドソックス戦前に右肘手術後では14度目となるブルペン入りで調整を行った。捕手を務めたオースマス監督を相手に、立った状態で11球、座ってから29球で合計40球を投じた。

投手としてのリハビリを順調に進め、現状について「よくはなっているかなと思います。もちろん、劇的によくなるということはまだないですけど。不安なく投げるということが一番なんじゃないかなと思います」と冷静に話した。

前回のブルペンではスライダー、カーブを交えたが、この日は直球のみ。ブルペン入り前には遠投も行った。

リハビリの最終段階では、打者を相手に実戦形式の投球練習も行う予定。「打たれた打たれないということじゃなくて、自分が投げて気持ちよく投げられたか投げられなかったかというのが、一番じゃないかなと思います」と話し、焦らずに1歩1歩、二刀流復活への道を歩んでいく。