MLB公式サイトは、1965年に導入されたドラフト会議で、複数の殿堂入り選手を輩出した年が計13回あったと発表。最も多い4人の殿堂入り選手を出したのは1976年、77年、89年だった。

“76年組”ではアラン・トランメル氏、ジャック・モリス氏、リッキー・ヘンダーソン氏、ウェイド・ボッグス氏。“77年組”ではハロルド・ベインズ氏、ポール・モリター氏、オジー・スミス氏、ティム・レインズ氏。そして、“89年組”ではフランク・トーマス氏、ジェフ・バグウェル氏、トレバー・ホフマン氏、ジム・トーミ氏の4人が殿堂入りしている。

ただ89年ドラフトでは、二塁手として最多351本塁打を記録、MVPも獲得したジェフ・ケント氏も20巡目でブルージェイズと契約しており、同氏が殿堂入りすれば、この年からは最多5人を記録する可能性がある。