エンゼルス大谷翔平投手(27)がツインズ戦に欠場し、チームは痛い逆転負けを喫した。

エンゼルスは2回までに4-0とリードし楽な展開になるかと思われたが、先発右腕カッブが6回のウオーミングアップ中に右手人さし指のまめがつぶれるアクシデントがあり、7安打2失点で79球で5回降板。チームで一番安定感のある先発投手の1人がまさかの早い交代で継投が苦しくなり、救援陣が打たれた。

代打を起用する機会は7回にあった。エンゼルスが4-3とリードした7回1死一塁で2番ゴスリンを下げ、代打に入ったのは大谷と一緒に休養を与えられたウォルシュ。だが二ゴロに倒れ、そのまま一塁守備についた。マドン監督は代打の選択について「リードした状況では、守れる野手を引っ込めたくないので」と説明した。

大谷はチームの96試合目で、今季3試合目の欠場。5月20日のツインズとのダブルヘッダー第1試合、DHのない6月1日の敵地でのジャイアンツ戦に続く完全休養となった。チームは後半戦これで2勝5敗と苦戦している。