メッツのピート・アロンソ一塁手が6回に22号2ランを放ち、チームの勝利に貢献。オールスターブレーク後9試合で5発目を記録し、ホームランダービーでよく言われるジンクスを吹き飛ばしている。MLB公式サイトが伝えた。

オールスター前日に開催される人気イベント、ホームランダービーを2年連続で制したアロンソ。このイベントを巡っては、出場することでスイングの調子がおかしくなるという逸話があるが、今月初めに同サイトが行った調査によると、ほぼ迷信のようなものだと指摘する。実際、アロンソは球宴直後こそ多少苦戦したものの、ここまで9試合で5本塁打、10打点と活躍を見せている。

そんなアロンソに対しルイス・ロハス監督は「ホームランダービーが貢献しているのかどうかは分からないが、今の彼は間違いなく非常に自信を持ってプレーしている」とコメント。「うちにはホームランを打てる選手がほかにもいるが、彼は新人最多のホームランを記録した選手。われわれは、彼こそがホームランでチームを先導してくれる存在だと期待している」と信頼を口にした。