エンゼルス大谷翔平が18日(日本時間19日)から、宿敵アストロズとの3連戦に臨む。開幕投手を務めた7日(同8日)は黒星を喫し、本拠地での開幕4連戦は1勝3敗。敵地で雪辱を期す戦いとなる。

チーム状態は確実に上向きだ。レンジャーズとの4連戦で2戦目から3連勝を飾り、開幕10試合で6勝4敗。地区首位に浮上した。この4試合は7盗塁と足でもかき回し、マドン監督も「こういうのが楽しい。ベースランニングも、守備も素晴らしかった」。この日も「1番DH」の大谷が第1打席に7試合連続安打となる内野安打で出塁。トラウトの深い右飛で二進し、その後に2死三塁から捕逸で先制ホームを踏んだ。下位打線も足を生かし計8得点を挙げ、快勝。指揮官も「私が求めていたこと。みんなが勝ちに貢献した」と全員野球をたたえた。

プレーオフ進出へのライバルとの3連戦。20日(日本時間21日)の3戦目に登板予定の大谷が、投打で勝敗の鍵を握る。(アーリントン=斎藤庸裕)