メッツ傘下3Aシラキュースの加藤豪将内野手(27)が、故障者が出た場合の代替要員として15日(日本時間16日)からのアトランタ遠征に帯同すると14日、地元紙ニューズデー電子版が伝えた。

加藤は前日13日のフィリーズ戦前に本拠地シティフィールドでチームに合流。12日の試合でエスコバルとマクニールの両内野手が負傷し、緊急時の控えとして呼ばれたが、どちらも負傷者リスト入りを回避しメジャー昇格は見送られていた。

しかし、この日の試合でギローメ内野手が走塁中に負傷し途中交代。球団によると左脚付け根に張りがあり、15日にMRI検査を受ける予定。同紙は「40人枠に入っていない加藤豪将内野手が前日からクラブハウスに滞在しており、遠征にも帯同する。ギローメが負傷者リスト入りした場合、選択肢に入るかもしれない」と、ベンチ入りする可能性を伝えた。

チームは15日からアトランタでブレーブスと4連戦、19日からフィリーズと4連戦を行う。

プロ入り10年目の加藤は4月にブルージェイズでメジャー初昇格し、同21日のレッドソックス戦でメジャー初安打を記録。5月にウエーバーでメッツに移籍し、同17日に昇格するも出場機会がないままマイナーに再降格した。今季マイナー48試合で打率.220、7本塁打、20打点。7月には1週間で4本塁打を放ち週間MVPにも選出された。